美容・医療クリニックの現場で、
広報や制作に関わったことがある方なら、
一度は聞いたことがある言葉かもしれません。
「これお願いしておいて」
「デザインはおまかせで」
そんなやり取りから始まる制作や広報の仕事は、
実はとても多いものです。
けれど、いざ進めていくと、
「先生のイメージがわからない」
「何を載せたいか整理されていない」
「確認のたびに話が変わる」
そんな声が、制作側や現場から聞こえてくることも少なくありません。
忙しい院長、限られたスタッフ、
そして常に余裕のないスケジュール。
誰かが悪いわけではなく、
ただ、情報を整理する仕組みがないだけ。
その結果として、
“伝わらない”が起きてしまうことがあります。
「伝わらない」は、誰のせいでもない
忙しい院長、限られたスタッフ、限界のスケジュール。
誰かの能力や姿勢の問題ではなく、
ただ整理する順番や仕組みが用意されていない。
それだけで、
やり取りは驚くほど噛み合わなくなります。
その中で私が気づいたのは、
「整理の順番」を決めるだけで、
現場の負担は大きく減るということでした。
整理の順番は「誰に」「何を」「どんな形で」
広報や制作の依頼を考えるとき、
つい「どう見せるか(デザイン)」から
考えてしまいがちです。
けれど実は、その順番が逆になることで、
“伝わらない”が生まれやすくなります。
見せ方は、
誰に・何を伝えるかが決まって、
はじめて意味を持つからです。
整理の基本は、この順番です。
1️⃣ 誰に伝えたいのか
(ターゲット・ペルソナ)
2️⃣ 何を伝えるのか
(内容・メッセージ・優先順位)
3️⃣ どんな形で伝えるのか
(ホームページ・チラシ・SNSなど)
この順番がはっきりするだけで、
デザインの方向性も、
文章のトーンも、自然に揃っていきます。
私が使っている“伝わる整理法”
私は、依頼を受けるときに
必ず簡単なヒアリングシートを使っています。
目的・対象・優先順位などを、
チェック形式で整理しておくことで、
あとから
「やっぱり違った」
「思っていたのと違う」
と言われたときも、
軸を見失わずに話を戻すことができます。
最初から完璧に埋める必要はありません。
話しながら整理していくための
“きっかけ”として使うことが大切です。
この方法を取り入れてから、
制作会社・スタッフ・院長の三者でのやり取りは、
ぐっとスムーズになりました。
「伝わる整理」は、チームを楽にする
伝える順番を整えることで、
・無駄な修正が減る
・スタッフの意見が反映されやすくなる
・院長の想いが言語化されやすくなる
そんな変化が起きてきます。
“デザイン”から始めるのではなく、
“整理”から始める。
それが、
クリニックの発信を支えるための、
いちばんの近道だと感じています。
おわりに
Lunoka Worksでは、
美容・医療クリニックの現場経験をもとに、
日々の運営や広報の中で生まれる
「これでいいのかな?」という迷いを、
一緒に整理する伴走サポートを行っています。
noteでは、
現場で実際に役立った考え方や、
「どう整理すると伝わりやすくなるか」という視点を、
少しずつ言葉にして残していく予定です。
必要なところだけ、
気になるところだけ、
持ち帰ってもらえたら嬉しいです。
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